ふくらはぎを細くする方法・ふくらはぎダイエットのススメ

ふくらはぎマッサージ

パンパンに膨らんだ自分のふくらはぎを触りながら、細くしなやかなスラッと伸びた足を思い浮かべる。また、スカートをはいたときにふくらはぎの太さが気になって仕方がない…そんな経験ありませんか?

このページは、そんなあなたのための特集記事です。ふくらはぎダイエット、ふくらはぎを細くする方法、自宅ケアのやり方などをまとめてみました。

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スラッとしたふくらはぎの目安

まず、すらっとしなやかなふくらはぎを具体的に数字で示すとどのくらいなのかお伝えしましょう。ズバリ、ふくらはぎの一番太い部分の太さが身長×0.2cmだと理想なのだそうです。メジャーがあるならさっそく測ってみてください。いかがですか?たとえば、身長160cmなら、32cmとなります。

あなたのふくらはぎが太い原因は?

ふくらはぎが太っている(または太っていると感じる)のはなぜなのか?主な理由には脂肪(およびセルライト)、むくみ、運動によってガッシリした筋肉がついているなどが挙げられます。それぞれダイエットのやり方、対処方法が違ってくるので、まず、原因を探りましょう。

ふくらはぎを両手でしぼるように持つと表面がぼこぼこしてみえる。これは脂肪(セルライト)がついていると考えられます。油っこいものが好き、糖分を摂りすぎているなど、普段から食べ物が偏っていませんか?また、運動不足の人はセルライトができやすくなってしまいます。

一方、普段から運動している人、または学生時代に運動部に所属していて、いまでも軽い運動は定期的に行っているという方は、ふくらはぎの太さは筋肉によるものかもしれません。イスに座ってふくらはぎをつまんだときに脂肪がつまめないようなら筋肉だと考えられます。

むくみが原因でふくらはぎが太いと感じる場合、手で押したときに白っぽくなって元の色に戻るのに時間がかかったり、靴下のあとがくっきりついてなかなか戻りません。冷え性だとむくみやすいので、冷え性+むくみに悩んでいる人にとって、こうした状態は”あるある”ですね。

筋肉がつきすぎている人はごく稀で、多くの場合は脂肪かむくみが原因です。では、どうすれば脂肪やむくみは解消されるのでしょうか?

ふくらはぎの役割を知ろう

ふくらはぎは、第2の心臓とも言われています。心臓はポンプのような役割をもち、身体のすみずみまで血液を送り出していますよね。実は、ふくらはぎも心臓と同じく、末端まで血液を送るポンプの役割を果たすと言われています。人間は足で立って歩いていますから、重力の影響でで血液が下半身に滞りがち。下にたまった血液の循環を促し、重量に逆らって心臓まで血液を送り返すのがふくらはぎの役割なんです。ふくらはぎの筋肉がポンプとなって、血液を上半身へ送り返す。身体にとって非常に大事な役割を担っている、というわけです。

そのため、ふくらはぎの筋肉が弱っていたり、硬くなっていたりすると、ポンプとしての働きも弱くなって、血流が悪くなり老廃物が足の方に溜まったままになります。それがむくみの原因です。そのまま放置すると、脂肪やセルライトがつきやすい体質になってしまいます。

つまり、ふくらはぎの筋肉をある程度鍛えてやわらかくすることによって、ポンプがしっかり働いて、むくみの解消につながります。また、ふくらはぎのむくみを解消するのにリンパマッサージはとても効果的。自宅でも簡単に取り組めるので、やらない手はありません。

ふくらはぎのリンパマッサージ方法

では、流れを良くするための簡単なリンパマッサージの方法を紹介しましょう。リンパマッサージは入浴後など身体を温めてからやってくださいね。

自宅でできるリンパマッサージ

両手で足首を持って、膝に向かってゆっくりなで上げていきます。ある程度力を入れてふくらはぎを少し圧迫するようにします。これを両足10~20回ずつ繰り返します。

両手でこぶしを作って、足首から膝に向かって、ゆっくりなで上げていきます。ここでもある程度力を入れてやります。これを両足10回ずつ繰り返します。

右足を左足の上に乗せて、ふくらはぎの内側を自分の方に向け、両手でしぼるようにマッサージしていきます。足首から膝の裏までを入念に揉みほぐします。両足とも行います。

右足を左足の上に乗せて、ふくらはぎの内側を自分の方に向け、左手を使って足首から膝に向かってなで上げます。膝の裏まで来たら、リンパを刺激するために、親指で膝裏を押します。これを両足10回ずつ繰り返します。

足首をグルグル回します。ふくらはぎが正常に血流ポンプの役目を果たすことで、全身の血流の流れがスムーズになりますし、細胞活性化につながり、むくみや冷えの他、日常的なトラブルの改善も期待できます。

「ふくらはぎマッサージで9割の病気が治せる」とも言われていますから、細くなるだけでなく沢山の恩恵があります。ぜひ日常に取り入れてみてください。

むくみ予防のための日常生活のポイント

きつい靴を履かない
シャワーだけじゃなく、湯船にしっかり浸かる
水分をしっかりとる
体内を冷やすものはとりすぎない
寝る直前の飲みすぎに注意
体を冷やすような薄着はしない

ヒールの高い靴、サイズの合わないきつい靴は血流を悪くします。冷たいものを飲みすぎたり、足をやたらと露出するのも良くありません。身体を冷やすと、血流が悪くなってむくみやすくなります。しっかり血液が流れるように、水分もしっかりとることが大事。身体を温めて、水分を取って、しっかり代謝させましょう。

ふくらはぎの簡単エクササイズ

最後に、ふくらはぎの筋肉を刺激する簡単なエクササイズをご紹介します。

ふくらはぎのエクササイズ「カーフレイズ」のやり方

1.階段などの少し段差があるところに立ちます。
2.段差の部分につまさきを乗せ、宙に浮いた状態を作ります。
3.片方の足から、かかとを上げるように足首を曲げます。

スキマ時間のエクササイズ

1.足の指を開いたり閉じたりする。(手の指を開いたり閉じたりするような感覚で)
2.かかとを浮かせてつま先立ちをする。
3.反対にかかとをつけたままつま先を上げる。

これらを15~20回繰り返してみてください。階段でなくても、かかとを5秒上げて戻す、5秒上げて戻す。こうするだけでも立派なふくらはぎダイエットのためのエクササイズになるので、スキマ時間でお試しを。自転車に乗ったり、エレベーターに乗るところを意識して階段を使ったり。そうした積み重ねがむくみ解消にもなります。

ふくらはぎを細くする方法まとめ

ふくらはぎを細くしたいなら、血流・リンパの流れを良くすることに意識を向けることが大事。で、血流とリンパの流れを良くしようと思えば、適度なエクササイズが必要なので、日頃から少しずつ取り組んでみてください。一気に変化を求めてはダメ。急に激しい体操をしても、しんどくなってすぐ辞めてしまうでしょう。自分の身体を支える二本の大切な足、第2の心臓とも言える大事な大事なふくらはぎ。エステや変な機器に頼らず、自分でケアしたほうが絶対に効果的です。

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