ぽっこりおなかの原因と下腹部ダイエット方法まとめ

kahukubu

「下っ腹のぽっこりが気になる…」「お腹まわりの脂肪をなんとかしたい…」「おなかだけぽこっと出ているから、鏡で横から見たときのスタイルがイヤだ…」こんな悩み、ありませんか?

おなかまわりに肉が付くのは身体全体が太ってるからなの?いえいえ、そんなことはありません。身体は細いけれど、下っ腹だけは痩せないという人も多いのです。モデルのようなぺったんこお腹にはなれないのか?ぽっこりおなかはいったい何が原因なのか?このページでは、下腹部に悩むあなたにぴったりな情報をまとめました。

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ぽっこりおなかの原因とは?

まず、下腹部が太っている(もしくは太って見える)理由から知りましょう。

ぽっこりおなかの原因1「便秘」

ぽっこりおなかの一番の理由が便秘です。便秘になると、食べ物が腸内で腐敗してガス(おなら)が発生して、下っ腹がぽこっと出てしまいます。便秘解消には、食物繊維など繊維質の多いものを食べたり、水分をたっぷり摂ることが大事。適度な運動で腸を動かしてやることも効果的です。ウエストをきつく絞るような服装は腸の動きを弱めかねないので、「便秘退治期間」は腸をいたわる服装にしましょう。

ぽっこりおなかの原因2「むくみ」

次に考えられるのが、むくみです。あなたがもし冷え性なら、お腹が冷えていることで老廃物の排出が滞り、おなか周りがむくんでしまっている可能性があります。おへそからの下の部分は冷えていませんか?普段は洋服で隠れているのであまり実感がないかもしれませんが、太ももやふくらはぎがむくみがちな方は、おなかも同様に冷えていないかチェックしましょう。むくみを放置していると、脂肪と老廃物が合わさってセルライトを形成してしまいます。ふくらはぎに靴下の跡がつくように、お腹にも下着のゴム跡がつくならその予備軍。むくみが原因で下腹部が太っていると感じるなら、筋肉(下腹部の腹筋)を動かして、流れを良くすることが大切です。

ぽっこりおなかの原因3「筋力の低下」

年齢によっては、お腹まわりの筋力が低下することで下腹部が太ったと感じることもあるでしょう。内臓は筋肉によって支えられていますが、加齢と共に筋力が低下していくと、重さに耐えられなくなってだんだん下がってきます。それほど極端な変化はないにせよ、筋力の低下や筋肉が脂肪に変わることで、下腹部がぽこっと出ていると感じている方も少なくありません。

ぽっこりおなかの原因4「骨盤のゆがみ」

出産を経験された方なら、骨盤のゆがみによって下腹部がぽこっと出ていることも考えられます。骨盤は一日のなかでも開閉を繰り返していますが、ゆがんだ骨盤は開閉がスムーズに行われません。出産によって骨盤がゆがみ、内臓が本来の位置にとどまることができず、下へ下がっていってしまう。これが下腹がぽっこりと出て見える理由です。ダイエットで他の部分はやせるのに下っ腹だけが目立つなら、骨盤のゆがみが原因ということも疑い、整体で骨盤調整してもらうのも効果的かもしれません。足を組む、姿勢が悪い、合わない靴を履く、こうしたことを日常的に続けていても骨盤はゆがんでしまいますので、注意しましょう。

ぽっこりおなかの原因5「胃下垂」

食べすぎても全然太らないけれど、お腹だけがぽこっと出るなら、胃下垂も考えられます。

さて、あなたはどのタイプでしょうか?

下腹部リンパマッサージ方法

下腹部のリンパを刺激して、流れをよくするマッサージ方法をご紹介します。自宅でも手軽にできるので、時間があるときに試してみてください。

下腹部リンパマッサージ

1.みぞおちから下に両手で脂肪をおろしていきます。
2.お腹全体を時計方向に回す。
3.最後に鼠蹊部(そけいぶ)に脂肪を流し込みます。
4.腰骨のすぐ上の腸骨リンパ節から小さく時計回りに回す。
5.その部分から小さく鼠蹊部に流し込みます。
6.みぞおちの上の部分も小さく時計回りに回す。
7.今度は、鎖骨に向かって流し込みます。
8.後ろの方の肉も一緒に流し込むことによってウエストも細くなります。
9.手のひらを使ってお腹全体を回します。
10.最後に全体を鼠蹊部に流し込みます。

これを数回繰り返してみてください。続けていけば、お腹だけでなく、ウエスト、背中、ヒップにも変化を感じられるでしょう。毎日、入浴後などに行なうことがお勧めです。ただし、食後すぐ・リンパ節が腫れてる・・肌に炎症がある・生理中・心臓・肝臓の機能が低下している・熱がある・疲れている・妊娠中のときは控えましょう。

わき腹ダイエットのエクササイズ

次に腹斜筋(ふくしゃきん)のエクササイズもご紹介します。腹斜筋はわき腹の筋肉で、ここを刺激するのは脇腹のぜい肉を落とす、横っ腹のラインを整えるのに効果的です。腹斜筋が弱ると脇腹がたるみ、くびれもなくなってしまいますから、キレイなラインを保つためにぜひ取り組んでみてください。

わき腹エクササイズ

1.まず床にあおむけに寝ころび、片足を曲げます。
2.もう片方の足は、床から浮かします。
3.腕は頭の後ろに組みます。
4.曲げた足と反対の腕をツイストしてくっつけるようにします。
5.これを交互に繰り返します。

ポイントは、足を斜めにして上げていくことです。

いかがでしたか?

一口にぽっこりおなかと言っても、原因はいくつかあります。むやみやたらと腹筋運動をしてもそれほど効果は見込めません。主な原因である便秘解消として食べ物に注意し、食物繊維と水分をしっかり摂りましょう。付け加えるなら、最初に野菜から食べて食物繊維を取ってから他のおかずを食べると、脂質の吸収を抑える効果もあるようです。食事習慣を変え、背筋を張った正しい姿勢を意識し、適度な運動で筋肉を動かしてリンパの流れを促進する。ほんの些細なことですが、これだけでも随分改善されると思います。

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